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花咲小路四丁目の聖人 読了

 花咲小路四丁目の聖人オレの中でこの人の作品は、「東京バンドワゴン」シリーズの次に良いと思えた作品だった。

イギリスの伝説の泥棒紳士が、日本人と結婚して、矢車聖人(セイさん)として花咲小路商店街でひっそりと暮らしていたが、70歳を過ぎて奥さんを亡くし、泥棒を復活させた。
泥棒と言っても、事件を盗む(解決してしまう)という変わった、どこか鼠小僧的な感じである。
克己と北斗というセイさんの娘の幼馴染たちを従えて、商店街の問題を解決していく。

語りというか主人公は娘の亜弥で、この亜弥には泥棒の片棒を担がせないといって、ほとんど泥棒の内容は伏せてあるので、亜弥に思いを寄せる克己から、いろいろ聞いて話が進んでいく。

商店街の小さなできごとや商店街買収しようとする企業から守るのは、読んでいて楽しかった。
どうやらシリーズになっているようなので、他の作品も読んでみたいと思った。

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