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本屋さんのダイアナ 読了

本屋さんのダイアナ久々におぉっ!って思えた話だった。
「ランチのアッコちゃん」の作者の人の本で、どんなだろうと読み始めたのだが、気が付いたら止まらずに読んでいた。

主人公は二人だと思う。
ダイアナと彩子。
ダイアナは日本人で漢字で「大穴」と書く。
これと母子家庭で母親がキャバクラで働いていることがコンプレックスで、引っ込み思案で中々友達ができなかった。
4年生の時に出会った彩子は名前のことでからかわれていたダイアナを庇ってくれたことから、友達になっていく。
すごく仲良くなっていって、ある時、彩子の父親が編集した本「秘密の森のダイアナ」のことをダイアナは知り、引き込まれていった。

中学受験を控えた彩子は、ちょっとしたことからダイアナとすれ違ってしまい、その後話したのはなんと10年後。
ちょっとした歪みでこんなにこじれてしまうもんだよね、人生って。

その間、二人は別れ別れになってそれぞれの道を歩くことに…。
ただ、二人がであったのは偶然の必然ではないかというようなことが、色々わかってくる。
ダイアナの母親のティアラの秘密。
そして父親の手がかり。
彩子の両親たちとダイアナの両親たち。

夢をかなえようと必死に生きるダイアナと、生き方を見失ってしまった彩子が、成長して大人になっていく。
きれいだったことも、きれいではなくなってしまったことも余すところなく描かれていて、いい話だった。
人が生きていくのに、きれいなものだけ見て生きていくだけではダメだからね。
二人のこの後が知りたいけど、この終わり方はいいよね。

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